千葉県船橋市に単相２線式から単相３線式の
切り替え工事で伺いました。
俗に言う『単三切り替え工事』というやつです。
単相２線式（単２）のままでは最大で30Aまでしか
契約が出来ないので40A以上の契約や200Vの
大型家電製品を使いたい場合は単三に切り替える
必要が有ります。
今回電力会社は東電ではなく京葉ガスを
利用されていました。
単３切り替え工事以外にもエアコン用コンセントの
設置工事を２か所ご依頼頂いています。
こちらが既存の単２の分電盤です。
４回路しかありませんでした。
このうち１回路はエアコン用だと思うので
実質３回路で家の電灯コンセントを
賄っていたようです。
現在の単２の電気メーターです。
かなり高い位置に取付点が有ります。
お隣の敷地をお借りしないと作業が出来ないので
工事時は車を移動して頂く旨を事前に
伝えていました。
単相３線式の引込線を引いていきます。
既存のケーブルは塗装が乗っているので
そのまま残します。
メーター位置まで配線をし、分電盤まで行くケーブルも
敷設します。
一番奥に有るユニットバスから室内に
電線を入れました。
分電盤を交換していきます。
この裏はユニットバスになっています。
新しい単相３線式の分電盤に交換します。
絶縁抵抗値は概ね良好でした。
既存配線は問題なさそうです。
エアコン用コンセントの設置を
行いました。
こちらはダイニングです。
ここは２階の和室です。
こちらは屋外を露出で配線しました。
ダイニングのエアコンコンセントは和室天袋を
経由しての配線です。
ここが無いと隠ぺい配線が出来ませんでした。
ユニットバス上の配線がいい加減な施工でした。
絶対電気工事免許を持っていない人間が
施工したと思う。
ここはいずれ電線が抜けるでしょう。
多能工なんて言葉が有りますが電気工事に
関しては当て嵌まらないですね。
自分が大工と言えばそうなんでしょうが電気工事は
資格が無いと作業が出来ません。
エアコン用コンセントの電線を分電盤まで
配線しました。
これで完了です。
今回も申請は京葉支社なので例によって３か月
掛かるみたいです。
予定の調査日は12月末です。
先日行った埼玉県狭山市の単三切り替えは
３週間で単三化されています。
他の支社と較べても京葉支社は格別に
時間が掛かるようなので新築物件は
計画的に進める必要が有りますね。
家が出来ても電気は仮設のままと言う事に
なりかねないですね。
ご依頼頂き誠に有難うございます。
お問合せ 0120-289-237
株式会社プライムワーク
